今回は玄関ドア改修についてお話ししていきます。
マンションの玄関ドアは築30年前後に更新時期が訪れ
ます。
ご自宅の玄関ドアが開閉不具合・異音・隙間風等が
発生してきたら更新時期の目安です。
玄関ドア改修に関する情報を以下にまとめます。
【玄関ドア改修前・改修後】

【改修工法について】
既存玄関枠を利用したカバー工法が主流です。
幅・高さ共に約10~15㎜有効開口が狭くなりますが、
施工性・費用面等を総合的に判断するとカバー工法が
最も合理的です。
【改修目安費用】
1戸あたり15万円~18万円程度が目安です。
※玄関ドア枚数・製品・場所によって金額は変動
いたします。
【国の助成金】
近年国土交通省が行っている「こどもエコすまい
支援事業」では玄関ドア1枚あたり43,000円の
助成金が得られます。但し、予算枠に限りがある
ため、年度内に助成金の受付が終了する場合が
あります。2023年度は4月に受付を開始し、
9月に終了してしまっているため、注意です。
【玄関ドア改修の効果①】
ドアノブが従来のレバーハンドルからプッシュ
プルハンドルに変わる事で利便性が向上します。
お年寄りや体が不自由な方は特に出入りが
しやすいと感じます。

【玄関ドア改修の効果②】
ドアを支えている丁番という部品があります。
この丁番が耐震丁番に改良されます。
仕組みとしては、丁番部分にスプリングと
呼ばれるバネの役割を果たし、地震発生時に
玄関ドアがゆがみ、ドアが開かないリスクを
低減する事ができます。

更に詳しい情報が知りたい方はエースマンション
管理士事務所までお気軽にご相談ください。