今回はマンション大規模修繕工事の施工業者間の談合対策についてお話ししていきます。

昨今、世間を賑わせているマンション修繕業者の談合問題ですが、ご自身のマンションで施工業者同士の談合が行わないか不安かと思います。

効果的な談合対策を3点ご説明します。

1.施工業者の募集は新聞公募で行う

施工業者を募集する際、管理会社や居住者の紹介で施工業者を集めるのではなく、新聞公募で広く募りましょう。小さな会社から大手の会社まで様々な種類の施工業者に参加してもらう事で談合の抑制が図れます。

2.見積依頼に伴う現場説明会は個別に行う

施工業者へ数社へ見積依頼を行う際、一斉に施工業者を集めるのは避けましょう。施工業者の営業マンは顔見知りの事も多く、参加業者が判明してしまうと施工業者同士で調整が行われてしまう可能性があります。従って、施工業者の現場説明会は1社1時間など、時間を区切り実施する事を推奨いたします。

3.見積金額・単価のチェックを行う

施工業者間で談合していた場合、見積金額や単価に不自然な点が発生する事が多いです。例えば、各社の見積金額が相場から乖離しているケースや見積単価の構成が似すぎているなどです。このような不自然な点がないか、管理組合側ではチェックしきれないと思いますで、弊社のようなマンション管理士等、専門家への検証も視野に入れて計画しましょう。

以上です。更に詳しい情報が知りたい方はエースマンション管理士事務所へお気軽にご相談ください。

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