今回は大規模修繕工事に欠かせない仮設足場の種類と特長についてお話していきます。
年々足場の費用は高騰しているため、この仮設工事費用をいかに抑えるかが全体工事費のコストダウンに繋がっています。
1つ目の種類は「枠組み足場」です。この足場は仮設工事の歴史の中で最も古くから採用されている工法で団地タイプ等のシンプルな形状の建物や中高層の建物に向いている足場です。
↓枠組み足場参考写真

2つ目の種類は「くさび式足場」です。通称「ビケ足場」とも呼んだりします。
この足場はやや後発的な工法で一つ一つの部材が細かいため、複雑な形状の建物や低層の建物に向いている足場です。
どちらかと言うとマンション大規模修繕工事よりは、戸建て住宅の外壁改修工事でのシェアが多い印象です。
↓くさび式足場(ビケ足場)参考写真

3つ目の工法は「次世代式足場」です。名前の通り近年普及し始めている足場です。
で大きな特長はこれまでの足場は1層ごとの足場高さが高さが1.7mであるのに対し次世代式足場は1.9mの高さである事です。
たった20㎝…と思いますが、作業員からするとこの20㎝はかなり大きく、これまで前かがみになり、移動していた足場の上を直立姿勢で歩けるというのは非常に大きいものです。
現在は他の工法に比べるとまだ高価ではありますが、普及が進めば資材も流通し、定着してくるものと推測しております。

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