今回は2024年・マンション管理士試験についてお話ししていきます。

2025年1月7日に2024年のマンション管理士試験の合格発表がありました。

受験者数10,955名・合格者数1,389名・合格率12.7%という結果になりました。

この合格率は過去最高となりました。これまでは合格率1ケタ代というのがマンション管理士の代名詞でしたが、ここ3年は2ケタ代の合格率となっております。

直近の合格者数・合格率は以下の通りです。

年度受験者数合格者数合格率合格点
2024年(令和6年)10,955名1,389名12.7%37点
2023年(令和5年)11,158名1,125名10.1%36点
2022年(令和4年)12,209名1,402名11.5%40点
2021年(令和3年)12,520名1,238名9.9%38点
2020年(令和2年)12,198名1,045名8.0%36点
2019年(令和元年)12,021名991名8.2%37点
2018年(平成30年)12,389名975名7.9%38点
2017年(平成29年)13,037名1,168名9.0%36点
2016年(平成28年)13,737名1,101名8.0%35点
2015年(平成27年)14,092名1,158名8.2%38点
2014年(平成26年)14,937名1,260名8.4%36点

マンション管理士資格を目指すなら38点前後の点数を取り、正答率は7割~8割程度が必要となっております。

また、近年のマンション管理士試験の難易度はやや易しくなっており、全国的にマンション管理士数を増やしたい意向を感じます。

この背景には、管理会社の人材不足・管理組合の役員成り手不足・高経年マンションの増加等が深刻となる事を見据えたものと推測いたします。

ただし、「マンション管理士の資格を持っているから任せて大丈夫」という事はありません。マンション管理士の能力はピンキリであり、人によっては実務の知識や経験がない人も多く存在します。

マンション管理士と契約する際は、しっかり面談を行い、能力をしっかり検証する必要があると思います。

以上です。更に詳しい情報が知りたい方はエースマンション管理士事務所へお気軽にご連絡ください。

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