今回はマンション管理適正化診断サービスについて
お話ししていきます。
【マンション管理適正化診断サービスとは?】
マンション管理組合における管理の状況が国土
交通省の示すマンション管理適正化指針に照らして
適切かどうか、管理組合が準備した書面や、管理
組合関係者からのヒアリングを通して診断する
制度です。
【診断実施者】
日本マンション管理士連合会に所属する「診断
マンション管理士」の資格を有する者が診断を
実施します。
【診断内容】
①管理運営状況
②修繕計画状況
③法定点検・修繕工事
④その他(防犯対策・防火管理・保険事故歴等)
【診断に必要な書類】
①管理規約・使用細則等の細則集
②長期修繕計画
③総会資料一式(直近1期分)
④総会議事録(直近3期分)
⑤理事会議事録(直近1期分)
⑥管理委託契約書
⑦管理費・修繕積立金等の未収金一覧表
⑧工事報告書
⑨法定点検の報告書
⑩竣工図書一式
⑪消防用設備等点検結果報告書・結果総括表
⑫現在の共用部分保険内容が確認できる資料
⑬保険金請求書類一式
⑭診断内容確認書2枚
⑮返済計画書(借り入れがある場合のみ)
【評価基準】
「S」「A」」B」の3段階評価。
S評価マンションには認定ステッカーが贈呈
【診断費用】
無料
【管理組合が本制度を活用するメリット】
①診断した結果のレポートを受領できる
②診断の結果により損害保険の割引を受けられる
③優良な診断結果は不動産情報サイトに掲載できる
④管理計画認定制度にもワンストップで申請が可能
【まとめ】
マンション管理運営や維持保全を見直すうえで
とても良い制度かと思います。また、不動産サイト
に評価が記載される事で中古市場でも優遇を受けら
れれば、マンションの資産価値向上にも繋がるため、
S評価の取得を目指して取り組んで頂く事を推奨
いたします。
以上です。更に詳しい情報が知りたい方は、
エースマンション管理士事務所へお気軽に
ご連絡ください。