マンションの大規模修繕工事や改修工事を検討する際、
多くの管理組合が悩むのが 「どの施工会社に依頼すべきか」 という点です。
管理会社から紹介された会社に任せるべきか、
それとも相見積もりで比較すべきか。
判断材料が少なく、不安を感じる理事の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マンション管理新聞(2026年1月25日号)
に掲載された 「マンション改修 元請工事高ランキング」 をもとに、管理組合が知っておきたいポイントを整理します。
マンション改修「元請工事高ランキング」とは?
このランキングは、各施工会社が 元請(責任ある立場)として受注した改修工事の工事高 を集計したものです。
つまり、
- 下請けではなく
- 工事全体の品質・工程・安全に責任を持つ
- 実績規模の大きさを示す
という点で、施工会社の実力や業界でのポジションを把握するための客観データ といえます。
マンション改修 元請工事高ランキング【トップ10】
(出典:マンション管理新聞 2026年1月25日号)
| 順位 | 会社名 | 元請工事高 |
|---|---|---|
| 1 | 大京穴吹建設 | 約497億円 |
| 2 | 建装工業 | 約402億円 |
| 3 | カシワバラ・コーポレーション | 約240億円 |
| 4 | 富士防 | 約111億円 |
| 5 | 日装・ツツミワークス | 約83億円 |
| 6 | 大和 | 約80億円 |
| 7 | ヤシマ工業 | 約80億円 |
| 8 | シンヨー | 約79億円 |
| 9 | 伊勝 | 約76億円 |
| 10 | ヨコソー | 約75億円 |
※金額は紙面掲載データをもとに、読みやすさを考慮して億円単位で整理しています。
ランキング上位=「必ず良い会社」なのか?
ここで注意したいのは、工事高が大きい=すべてのマンションに最適とは限らない という点です。
ランキング上位企業の強み
- 技術者・現場管理体制が充実している
- 大規模・高難度な改修工事の経験が豊富
一方で、
- 中小規模マンションではコストが合わない
- 工事規模が小さいと優先度が下がる場合もある
- フットワークの軽さでは中堅・地域密着型が有利なケースもある
といった側面もあります。
マンション管理士としてのひとこと
ランキングに載る会社は、確かに実績・経験ともに豊富です。
しかし、本当に大切なのは 「自分たちのマンションに合っているかどうか」。
- マンションの規模
- 建物の構造・築年数
- 工事内容(外壁・防水・設備など)
- 第三者チェック体制の有無
こうした点を総合的に考え、数字を“使いこなす管理組合”になることが、改修工事の失敗を防ぐ最大のポイントです。
以上です。更に詳しい情報が知りたい方はエースマンション管理士事務所へお気軽にご相談ください。

